働く人について、個人を軸に考えました。まとまらず。

生活

 今日は、個人で働くということについて考えてみます。「個人で働く?」ですよね。みんな働く時は「個人」ですよね。なんか、そんな声が聞こえてきそうです。

 ここでは、いわゆるどこかの組織に就職することと自分で事業を経営することとの違いのことを考えてみたいと思います。

個人で働く、農業を軸に 

 自分で事業を経営するというととても難しいことのように感じてしまうかもしれませんね。いわゆる「起業」って何か特殊な才能がある人にしかできないことのように感じてしまいます。

 でも、地方でよくある兼業農家について考えてみたらどうでしょう。農業後継者問題については、地方では、すでに随分昔から言われている課題です。

 「若い人は都会に出てしまって、農業後継者がいない。」ずっと言われ続けていて、なんだかよく考えられていない感じがするのは自分だけでしょうか。

 それと、専業農家がよくて、兼業農家はそれより地位が下。そんな感覚が残っていないでしょうか。よく考えてみれば、企業や役所で非正規で働いて、農業を営んでいる兼業農家の人たちって、自分の力で、個人で家計を回してるわけで、いわゆる「起業家」ですよね。

 私の父の時代にも、そういう方はいて、しっかり家族を養い、地域からも信頼され、中には野菜栽培に特別な才能があり、個人名が市場で野菜のブランドになっている方もいました。立派な「起業家」だと思います。

 新型コロナウイルス感染症の関係で、人が密集しているところで働きにくくなっている現在、地方で働くニーズは増えてきていると思いますが、兼業農家の魅力を再度発信してみてはどうかと思います。

 個人で働くことを考えたときに、「個人のスキル+農業」で働ける兼業農家は、とてもいい選択肢ではないかなと思います。

 災害時なども生活全般を考えたときには、セーフティーネットにもなりうる生活形態だと思います。何より、食料を直接生産する農業に自ら身を置くわけですから、危機状態のときには安心感があると思います。

 農業をやっていると、農作業を複数の人間でやった方が効率的なことも多く、自然に人との繋がりができます。すると自分が作っていない野菜などについても手に入る環境ができてくるので生活全般に安心感があります。

個人で働く、最近の傾向

 農業だけで現金収入を得るのは難しいのは真実だと思いますので、他との組み合わせで生活を支えることを考えてみるのはいかがでしょう。結構、魅力的な生活ができるのではないかと思います。

 私の住んでいる地域には、サーファーの方も多いのですが、すでにサーファーの中にはそんな生活を実践していて、波乗りを人生の中心にしながら、生活が成り立ってる人もいます。可能性は十分だと思います

 あと個人で働くとなると、最近はインターネット環境も整い、ライター、イラストレーター、プログラマー、フォトグラファー、ブロガー、ユーチューバーなどネット環境だけで成立する職業もたくさんあり、そんな方達と農業の組み合わせもありだなと考えてしまいます。

 個人で働く環境は整ってきているのではないでしょうか。耕作放棄地問題も考えようによってはチャンスかもしれません。耕作放棄というと言葉は悪いですが、別な視点でみると可能性のある土地がたくさん残されているとみることもできます。

 でも、ここで考えないといけないのは、そういった個人で働く人とたちと周辺の人たちとのルールづくりですよね。自由にやれるからといって、個人で働く人が、勝手な振る舞いをしたら、生活圏が乱れてしまうことにもなりかねません。

 地方での集落機能はそんな時のために、しっかりみんなで整理しておいた方がいいのかもしれません。個人で働く人の意見も取り入れながら…。

働く人、まとまらず

 なんだか個人で働くことばかり書いてしまいました。組織で働く人を否定するわけではありませんので念のため。

 企業や役所で一生懸命、組織の力をフルに使って働いている人はたくさんいます。そんな人達のおかげて、社会が動いていることも事実です。

 そんな人達の仕事環境についても、しっかり考えて、整理をしてあげたいところです。組織の力を利用することで、よくなる社会の仕組みはいっぱいありますからね。

 さて、なんだか、考え方がまとまらなくなってきました。

 組織で働く方がいいのか、個人で働く方がいいのかという切り口に近い考え方で書き始めたのですが、どちらがいいと書くのはちょっと違う気がしてました。

 どんな方法で働くかというより、働く人がどうあるべきかということを考えるべきなのかもしれませんね。役所の中で、一生懸命働いている人と、そうでもなくて、ぶら下がっているだけの人を見てきた自分としては、そんなことを考えてしまいます。

 働き方は、それぞれです。でも、後になって後悔するような働き方だけではしないで欲しいと思います。

 退職してわかる気がするのですが、ぶら下がっているだけの人は、退職後とても寂しい思いをするように感じます。気をつけましょう。

I thought about working people. I thought about individuals and organizations, but in the end, it didn’t come together. Excuse me. You might get angry if you see a teacher who writes blog articles. There was no so-called SEO measure. But lately I think that’s good too.

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