公務員が疲れた時の対処法。情けは人のためならず。

生活

 テニスの大阪なおみ選手がうつ病を告白したというニュースが流れています。とても、素晴らしい選手ですので、どうにか頑張ってほしいと思います。

 でも、こんな「がんばれ」という言葉もいけないのかもですね。

 今日はコロナ対策で大変であろう地方公務員の皆さんに疲れた時の対処法について書いてみたいと思います。

 みんな大変な時代です。少しでもヒントになれば嬉しいです。私も現役時代の終盤に人事担当の課長をやっていましたので、少しはお役に立てるかと思います。では、書いてみます。

疲れた時の対処法

 地方公務員はいろんなことで「疲れる」ことがあります。職場の人間関係、突然の業務の増大、住民からの苦情、台風・地震などの天災、ありすぎるくらいあります。

 なかには、心を病んでしまう人もできてます。そうなる前に対処が必要です。次の3つの対処法について考えてみます。

  • 休む
  • 助けを求める
  • 気分転換

休む

 そうです。とりあえず、休みましょう。「休めないから困っているんだよ。」という声が聞こえてきそうですが、工夫をすればどうにかなるものです。休む工夫をみんなで考えましょう。

年休

 そうです。一番お手軽なのが年次有給休暇、いわゆる「年休」ってやつです。心に大きな負荷がかかりそうな時には、迷わず休みましょう。

 心に負荷を抱えて、大事になるよりも、その時点で休んでしまいましょう。

 休みづらければ、嘘の言い訳も私はOKだと思います。緊急時には、「嘘も方便」とりあえずその状態から抜け出ることを考えましょう。

病休

 いよいよ心の状態が難しくなってきたら「病気休暇」という選択肢も考えましょう。公務員は連続して90日の病気休暇を取ることができます。

 状況によっては、それ以上の取得も可能です。

 心の状態が悪くなってきたら、専門家(お医者さん)に相談した上で、遠慮なく病気休暇を取る方が、その人のためだと思います。

 遠慮なく病気休暇を取ることをお勧めします。

残業しない

 残業ばかりしていて、体調が悪くなることもあります。場合によっては上司や同僚に相談して、残業から外してもらいましょう。

 通常の勤務時間に工夫をすれば、大体の残業はなくすことができると私は考えています。上司や同僚が安易に残業に走っているようなら、工夫することで、その無駄を省きましょう。

 健康のためにも業務の効率化にもなります。

助けを求める

 疲れた時の対処法、その2は「助けを求める」です。当たり前と言えば、そうですが、思っていてもなかなかできないのが、この助けを求めるです。

 自分のためにも周囲の人のためにも助けを求める習慣を作りましょう。

職場で

 職場で起こるストレスが一番多いと思いますので、まず、同僚に助けを求めましょう。仕事を手伝ってもらったり、休ませてもらったり、遠慮せずに頼りましょう。

 「それができないだよなー。」なんて言わないで、とにかくヘルプです。健康を害する前に助けてもらいましょう。

家庭で

 家庭でもこの際甘えてしまいましょう。奥さんや両親、兄弟、誰でも、助けてもらえそうな人には、助けてもらいましょう。

 しっかりと助けを求めたら意外と言うことを聞いてくれるものですよ。

専門家に

 職場でも、家庭でもダメだったら、専門家に相談してみましょう。心理系のお医者さんやカウンセラーなどでもいいかと思います。

 人事担当課に相談してみるのもいいかと思います。人事セクションにはたくさんの相談事が集まりますので、心理系の専門家も紹介してくれると思います。

 人事の担当者は、みなさんが思っているよりも結構、いろんなケースを扱っています。ある意味専門家かもしれません。遠慮せずに、相談しましょう。

気分転換

 気分転換も必要かもです。ずっと悩ましい状態が続くようであれば、少し気分転換をしてみましょう。気分転換の方法を2つだけ書いてみます。

趣味

 自分の趣味で気分転換をするってのもアリかと思います。「でも、無趣味なんだよなー」という人もいそうです。

 そういった人は、普段自分がやっていないことに少しだけ挑戦するのはいかがでしょう。こつは「少しだけ」ってところです。そう、やれそうなことを少し。

 例えば、夕方、10分だけウォーキングしてみるとか。やれそうだけど普段やっていない何かを少しだけやってみたらいかがでしょう。

何も考えない時間を作る

 なにも考えない時間を作るのもいいかもしれません。いわゆる瞑想もその一つだと思います。瞑想のやり方は、結構、YouTubeに出ていたり、ブログに書いていたりします。

 ちょっとだけ、真似してやってみたらいかがでしょう。

 本格的にやると難しいかもしれませんが、ちょっとだけまねするのなら気分転換にはなると思います。

まとめ

 地方公務員が疲れてしまった時の対処法について考えてみました。書いてみると、「当たり前じゃん。」と言われそうです。

 そうなんですよね、当たり前なんだけど、なんだかやりにくい事ばかりです。周囲の理解が必要なこともありますよね。

 なので、普段からそういった話ができる環境を周囲に作っておくことが大切なような気がします。周りの人で疲れた人はいませんか?

 相手の立場に立って、そんな人には、声をかけてあげる、その積み上げをやっておけば、いざ、自分が苦しんでいるときに助けてもらえるのかもしれません。

 人はお互い様ですよね。普段から、人を助けることを心がけましょう。

「情けは人のためならず。」です。

I wrote about what to do when a civil servant gets tired. There are various methods, but in the end, watching over seems to be important. That’s right. “Pity is not good for people,” isn’t it? It is important to create an environment where you can deal with fatigue. HR is an expert. Don’t hesitate to contact us.

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