シリンコンバレー関係の記事を朝読みました。「ジョブズ以上に重要なのに…「アップル初代会長の名前」をだれも知らないワケ」という記事でした。
”初代会長さんは、とても重要な役割を果たしたのにも関わらず、「縁の下の力持ち」的な存在だったので世間には知られてません。影のヒーローの力は重要です。”的なお話かなと思って読んでいたのですが、そうでもありませんでした。
リスクをとる
そういった一面もあったのですが、最後に書いてあったのはリスクマネーのこと、アメリカではベンチャーキャピタルの存在が大きい、特に”1970年代にアメリカでは年金運用に関する規制が緩和され、ベンチャーキャピタル業界にどっとリスクマネーが流れるようになった。”ということでした。
その反面、日本でその規模に匹敵するのが、「郵便貯金」と「かんぽ生命」とのこと、良い悪いではなくて、それが日本の現状だということです。
日本人はリスクを取らず、安定志向なんだと言うことなのでしょうね。このこともほんと”良い悪い”と決めつけることではないのだろうと思います。
随分、アップルの初代会長の名前と話が離れてしまっています。でも、記事は興味深く読ませていただきました。安定すると言うことは重要なことだと思いますし、日本人にはあっているのかもしれません。
かつては、そして今
でも、成長するためには、挑戦することも大切なことだと思います。バブルの頃にエンパイアーステートビルを日本企業が取得する、あるいは、有名なゴッホの「ひまわり」と言う絵を日本人が競売で競り落とすなどのニュースがありました。
あの頃が正解だとは言いませんが、そんな勢いがあったころもあったのに、現在では、日本の存在はあまりには影が薄く感じてしまいます。
記事によると株式時価総額で、世界の順位をみてみると日本の企業で最高なのは、トヨタの45位なのだそうです。上位はシリコンバレーあるいは中国深圳のIT企業が上位を占めているのが現状のようです。
日本もかつてなソニーの「トランジスタラジオ」や「フォークマン」など画期的な製品を世に送り出し、世界経済を牽引している時期がありました。でも、その勢いは今は全くありませんし、それが当たり前いのような雰囲気さえあります。
それでいいと言う考え方もあると思いますが、それでも、どこかで、どうにかならないものかと考えてしまいます。
”人口形成が経済を作るのだから仕方がない。”と言う考え方も正解かと思いますが、あまりにもみんんがそれを信じで現状に甘んじているのではないかと思ってしまいます。
私に残された時間はそんなに多くはありませんが、そんな後輩を応援することはできるのではないかなと考えたりします。
地方の力
リスクマネーを生かせるような世の中の仕組みづくりに少しでも力をかせるそんなことも地方でも可能ではないかなと思ったりします。
私も、地方公共団体の経験者で、財政の仕組みもある程度わかりますが、確かに、自治体にも工夫をすればそのような役割をはっきさせることができそうな気がします。
事実、記事でも福岡市の取り組みが紹介されたりしていました。世の中を少しでも良くしていくために取り組みには限界などないし、作っては行けないものなのではないかと思います。
再三書きますが、アップルのは会長の話から、随分、離れてしまいました。でも、この記事を読んでよかったと思います。
”リスクをとる”そんな方向への手伝いができないか考える機会となりました。さて、残り時間も少なくなった自分自身に何ができるのでしょうか。
少なくとも、前に進める方向でのお手伝いをしたと思います。
Excuse me. It has become an unstoppable article. I’m far from the first chairman of Apple. Taking risks may not be good for Japanese people. But I think it is necessary. I thought about that.