管理職11年目の反省。

生活

 私は管理職になって今年で11年目です。1番最初に管理職になったときに、これをやってはいけないなぁと思って書いたメモが机の片隅に貼ってあります。

 それは次の3つのことです。

  • 自慢話をしない。
  • 嘘をつかない。
  • 謙虚であれ。

 なぜこの3つだったのかは今となってはあまりよく覚えていません。当時はまだ若い管理職で、部下の係長は全員年上と言うような状況でした。そんなこともあって、その3つの点について書き留めておこうと思ったのかもしれません。

 退職前、11年目にあたり少しその反省をしてみたいと思います。あまり振り返りたくないような気もしますが。(笑)

自慢話をしない。

 若い頃から企画課で政策を作ったり、学者さんや上部機関の人たちと話をする機会が多かった私は、いつの間にか周囲の人に自慢話のようなことを言っていたのかもしれません。

 それで、この言葉を書き留めていたような気もします。管理職になって最初の戒めの言葉として、自分で自分は自慢話が多いなぁと感じていたので書き留めたのかもしれません。

 ではその後はどうだったのでしょうか。最初の頃は結構意識してそういった類の話はしなかったような気がします。

 しかし年数が経過していくに従って、年下の部下が出てきましたので、そういった後輩には自慢話をしていたような気もします。

 だめですね、やはり区切り区切りで振り返って、そういったことをしないようにしておくべきだったのかもしれません。でもそれがあったので、そのメモはずっと机の上に置いてあったんでしょうね。

嘘をつかない

 嘘をつかないと言うことも非常に大事なことだと思います。でも、仕事をしていく上で、嘘ではなくても相手を説得するために誇張したことを言うそんなこともあったのかもしれません。

 そういったことからするとやはりこの嘘をつかないというのもできてないのかもしれません。仕事の上での付き合いで結構飲むことも多かったと思います。

 あまり大事ではない飲み方であったにもかかわらず、とても大事な重要な飲み会のような話を妻にしたこともあると思います。結構嘘をついてきたのかもしれません。

謙虚であれ

 謙虚でありたいという事は、嘘ではなく、本当にそう思っていたことでした。なんだか自分の行動や、自分の考え方の中に謙虚さが足りないと思うことが多かったからです。

 早い年代で昇進していったということもあるのかもしれません。そのことの裏返しで、人からうぬぼれて見られるようなことを恐れていたのかもしれません。

 そういったこともあり謙虚であれと紙に書いたような気がします。でも実際はどうだったでしょう。あまりできていないような気がします。

まとめ

  • 自慢話をしない。
  • 嘘をつかない。
  • 謙虚であれ。

 自分が書いた言葉ではありますが、最初の頃の気持ちはやはり忘れているような気がします。退職間近となり、もう一回そういった気持ちを思い直してみて、これからの人生を噛み締めていこうかなと考えます。

 どんなきっかけで書いたのかはよく分かりませんが、それでもやはり大事なことななのだろうと思います。初心に帰って、また、反省から始めたいと思います。

 なかなか成長しませんね。それが人生なのでしょう。

 がんばりましょう。

タイトルとURLをコピーしました