仕事をするうえで資格を持っていれば有利だと考える人は多いようです。ひょっとしたら定年後に生きるかもという人もいそうですね。
私も若いころはそう思っていましたし、実際勉強して、もっている資格もあります。
職種によっては、もっていないとできない仕事もありますので、ここでは、そういったものは除きます。医師免許をもってない医師とか、運転免許のないタクシー運転手とか考えられませんからね。
それから、建設現場など。「たまかけ」「施行技師」「危険物」など多くの資格を持っていれば、多くの工事ができるという場合も除きます。
ここでは一般的な事務仕事、資格のいらない職種の人の場合を考えます。
例として地方公務員が、宅建士や中小企業診断士や社会保険労務士資格を取得する場合などを考えます。
いらない理由3選
どうせ使わない。
資格を取得するときには、仕事に生きるかもと思いがちです。実のところは私もそうでした。宅建士をもっていますが、何かの役に立つかもと考えました。しかし、資格が必要なことなどありませんでした。自己満足にすぎないと思います。

費用対効果が悪すぎ。
資格を取得するには多くの場合資金が必要です。参考書を買う。通信教育を受ける。講座を受講するなどです。場合によっては数十万円もかかります。使わないものに数十万円のお金。どう考えても費用対効果が悪すぎます。
時間で考えると、もっと費用対効果が悪いと思います。その時間を現在の仕事に向けたらどのくらいの成果が出ていたことか….。
よく考えてみましょう。
取得することで安心感をもってしまう。
「えっ、それっていらない理由?逆じゃないの?」って思った人もいるかもしれません。
一見そう思いがちですが、実は逆です。資格をもったことで安心するのは自由だけども、ほとんどの場合資格は、現在の仕事とは全然関係ありません。安心感をもつことで油断するくらいなら、もたないことのほうがましです。今の仕事に一生懸命取り組みましょう。
とはいえ…
”退職したら役にやつでしょう?”そんな声が聞こえてきそうです。
確かにそういった面はありますね。ないよりは、あったほうがいい。
しかし、その経験を踏んだ自分だから言えますが、経験のないペーパードライバーに仕事の依頼などする人はいません。現場経験のない中小企業診断士に社長さんは、相談になんていきません。
まとめ
仕事をするのに資格なんていらない理由は3つ
- どうせ使わない。
- 費用対効果が悪すぎる。
- 取得することで安心感をもってしまう。
この3つです。資格取得に時間やお金を使うくらいなら、今の仕事に打ち込みましょう。その1日1日の積み重ねにこそ価値が生まれるものだと思います。案外、価値のあるものって自分の近くにあるものです。人生後半になってやっと気づきました。
これから、まだまだ時間がある皆さんは「いま」を大事にいきましょう。
「今を精一杯生きる。」このほうが、資格の免状よりよっぽど価値があります。
Do I need a qualification to become a person who can work? I wrote about such a question. No, I don’t need a qualification. There are three reasons for this. That’s not the case for jobs that require qualifications. It is out of the question for a doctor without a doctor’s license. Three reasons why you don’t need a qualification.
