計画の立て方を考える。実行するための222計画。人生変わります。

生活

 仕事の進め方で困っている人は多いと思います。あれもしなければ、これもしなければと思うけど、そうやっているうちに急ぎの仕事が入ってきて予定通り行かなかったり、途中で上司がチャチャ入れてきて、全部やり直しになったり。「あー。どうして計画どおりにいかないの?」って人も多いはず。

 私は、30代から40代の頃は222の計画ってものを作ってこなしてました。やる仕事を2日、2週間、2月で考えるやり方です。これをやると自信を持って仕事に取り組むことができます。

222は期間を使うけど、大事なのは考え方(考えること)です。

 222は考え方です。その期間にあうように仕事を分類するわけではありません。イベントや新規の組織立ち上げ、大掛かりな計画作成などの仕事はだいたい2月もあればできます。ちょっとめんどいレポート、プチイベント企画、定型的な計画策定などは大体2週間もあればこなせます。調査物や会議の報告、定期的なレポートなどは2日以上はかけてはいけない。そんな風に考えながら働くことで、仕事をこなす習慣を作るために使います。

 仕事のやり方に自分なりに定規を当てて、その時間の区切りの中で仕事をする癖をつけるのが、222計画です。実際、自分が初めて数人の係員を持つ係長になった時には、2日、2週間、2ヶ月のメモリが入った用紙を作成して、その紙を使って係内会議を行っていました。

 今考えれば、きつい係長だよなって思います(笑)。そんなに簡単ではない2ヶ月以上かかる計画作りはざらにあるし、大規模なイベントなんて、1年くらいかかるものもあります。それでも、私はお構いなしに、全部222の区切りでできるはずだからやってくれと部下に言ってました。

時間のスケールが人の行動を作る。

 そうなんです。仕事に要する時間というのは、決まったものがありません。どのようにも使えるものです。特に公務員の場合、完成しなくてもあまり給料や昇進に影響がないので、どうしても遅れがちになります。 そして、結構、言い訳が聞くのがこの世界。

 世間的には無謬性という言い方がありますが、完全を目指すふりをして、結局、その仕事はしないなんてことはよくあります。金銭的に測ることもあまりなく、成果の価値観もわかりにくいのでそうなるのでしょうね。

 なので無理やり時間の定規を当てて仕事をするっていうやり方を当時からやっていました。当時からというと今でもそうかというとその通りです(笑)。でも、流石に今は口で言ったり、部下にさせたりはしなくなりましたね。そして、222をすぎても、笑って待つようになりました。

人の行動が周囲への影響力を作る。

 こんなこと書くとまた、妻に叱られそうですが、今の自分は今の職場では、周囲に対して結構影響力はあると思います。それは、若い頃からどんな難しい問題でも逃げたことはなかったし、ほとんどの仕事で人に遅れることはなかったからです。

 いつか書いた気がしますが、自分のことを組織の歯車だと言って、仕事を手抜きしているように見える先輩のようになりたくありませんでしたし、そのための工夫が、自分で時間定規を作って当てる222だったのです。この定規のおかげで周囲への影響力がもてるようになったのかもしれません。

影響力が人生を作る。

 どんな仕事をしていてもそうだと思いますが、人への影響力がその人の人生を形作るものだと思います。「人」「もの」「金」経営の3資源ですが、一番最初にくる「人」がもっとも重要だと思います。

 そのもっとも重要な「人」に影響を与えることができたら、その組織の成果も変わります。成果どころか在り方から変えることもできます。すると当然そんな人の人生には変化が起きているはずです。

 当然の如く人生が変わります。


There are many people who do not go well with how to make a plan. Get in the habit of doing things with a time ruler. It’s OK. It’s a way of thinking, not a good time management, but if you make it a habit, things will go according to plan. It will change your life.

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