「一所懸命」について考えてみる。一生が決まるかも。その場所で。

生活

 「一所懸命について考えてみる。一生が決まるかもしれません。その場所で。」ちょっと大袈裟かもしれません。でも、なんでもできて、どこへでも行ける今の時代だからこそ、大事なことなのかもしれません。ちょっと考えてみます。

一生懸命、一所懸命

 一生懸命という言葉について考えてみました。一生懸命とは、自らの意思でひたむきに物事に取り組むことだそうです。一生懸命と似た言葉に、一所懸命いうものもあります。

 今では、意味は同じなのでしょうが、どうやら、もともとは一所懸命が言葉の始まりだったようです。

 一所懸命とは、1つの場所でひたすら物事に取り組んでいくことなのだそうです。昔は土地が非常に大きな力を持っていたのでしょう。そのことに由来するのだろうと思います。

自分の家の事について考えてみた。

 1つの場所でひたすら取り組むという言葉を見て、自分の家のことを考えてみました。私の家は、古くから、今の場所にある家で、代々一族で住んできた家系のようです。

 結構、古くから今の場所に住んでいたようで、地元の歴史書で昔のことを調べてみると、もともとの仕事は分かりませんが、瓦を殿様に献上して、そのことによって武士に取り入れられた家のようです。昔は郷士と言われていたようです。

  ずっとこの場所に居続けて,それこそ一所懸命の努力をしてきた家なのでしょう。だんだん取り入れられて「横目」と言う職に着いたようです。今で言うと警官と裁判官を併せたようなものなのでしょうか。自宅の横に寺があって、その寺が牢屋の役割をしていたようです。一所懸命とはちょっと離れてしまいましたが、そうやって1つの場所でずっとやってきた家なのだろうと思います。

やはり「一生懸命」は大事なことなんだろうと思います。

 インターネットを見ると、最近は転職のサイトや転職を煽る記事がとても多いような気がします。それはそれで選択肢が増えるということで、自分の意思でいろんなことができるような時代になって、よくなったとということだろうと思います。

 でも、私はこんな時代だからこそ、昔ながらの一所懸命をもう一回考えてみたいと思います。なんでそう思ったのか、今では覚えていませんが、私は自分の結婚式の時に先輩に一生懸命という色紙を書いてもらっています。

 自分でもあまり意識した言葉ではなかったのですが、先輩から「色紙を書いてあげるけど、何の言葉がいい。」と言われて「一生懸命がいいです。」と言って書いてもらいました。ちなみに先輩は書道の先生でした。

まとめ

 「一所懸命」と「一生懸命」を意識して使った事はありません。でも、ほんとに選択肢が多くて、いろんなことができる、いろんな仕事に就くことができる、そして、いろんな場所に行くことができる今の時代だからこそ、一所懸命が大事なのではないでしょうか。

 自分の一生を振り返ってみたときに、一所懸命が生きてくるような気がします。それは場所には限らないのかも知れませんね、1つの物事に打ち込むという事でも良いのでしょう。

 アップルの創業者「スティーブ ジョブス」もやはりそういう生き方をした人なのではないでしょうか。彼のスタンフォード大学の卒業式でのスピーチを聞いてそう思いました。

一所懸命、一生懸命

素敵な言葉だと思います。


I thought about hard and hard. I thought about it because it is the present age when I can go to various places freely. Maybe it’s because I’ve been a little crippled in Corona lately. I thought about “STAY HERE”. It may be “will” rather than “place”.

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