「逃げる」について考えてみました。

生活

 仕事をしていると、どうしても困難な問題にぶつかり先に進めなくなってしまう時があります。そんな時の選択肢の1つとして「逃げる」と言う事はとても大切。

 こんなことを書いている私は、実はほとんどのことから逃げた事はありません。でも、「逃げない」と言いながら工夫をしながら問題を克服してきている、それが実はうまく「逃げる」と言う事なんじゃないかなぁと考えてこの文章を書いてみようと思いました。

 最初は「良い逃げ方」と「悪い逃げ方」について書くつもりでしたがよく考えてみると、良い「良い逃げ方」の真裏にあるものが「悪い逃げ方」です。なので、逃げ方のポイント3つについて考えてみることにしました。

問題にぶつかった時、逃げる3つのポイント

逃げるタイミングを間違えない。

 逃げるタイミングを間違えないというのはとても大事なことなのではないかなと思います。というのも「逃げる」ということそれ自体が目的ではないからです。

 その次の行動のための準備が必要ある、または、不必要に消耗することを防ぐ、あるいは人が傷ついてしまうことから守ってあげる、そういったことのために「逃げる」という行為が必要なのだと思います。

 なので、その次の時のために、あるいはその課題にも自らの立ち向かうために、不必要な消耗を避けて、味方の犠牲は最小限にして「逃げる」ということが大切なのだろうと思います。

 そのために常に状況を把握して、そのタイミングを図ること。そのことが、とても大切だろうと思います。しっかり見て、そう判断したらさっと逃げるそういった点が大切です。

常に問題を見つめながら逃げる。逃げない逃げ。

 常に問題を見つめながら逃げることが大切だろうと思います。同じ逃げるにしても、後ろも見ずに、一目散に逃げるとか、そういった逃げ方はダメなんじゃないかなと思います。

 逃げるんだけども常にその問題から目を離さない。あるいは常にそのことを考えながら逃げる、そういった姿勢が大事なんじゃないかなと思います。

 なぜなら逃げると言う事は、その問題から完全に離れてしまうのが目的ではなく、次にまた挑戦するために逃げる行為だと思っているからです。

 私自身が逃げた事は無いと感じているのは、その問題から完全に離れると言うことではなく、1時撤退して次の機会を探るそういう行為をしてきたからだろうと思います。

 そういった意味では「逃げないために逃げる」それが大事なのだろうと思います。

人のために逃げる自分の都合で逃げたりはしない。

 自分の都合で問題から逃げたりしないということも大事なのだろうと思います。自分のことばかりを考えて、人が傷つくことを考慮せずにひたすら逃げるというのは違うと思います。

 問題を見つめながらでも、自分だけを守るのではなく、人を守るために逃げる。人を思いやる心がない逃げ方をしてはいけないと思います。

まとめ

 「逃げる」と言う事について考えてみました。仕事をしているといろんな問題にぶつかるものです。いろんな人に出会いときには逃げ出したくなるような人といろんな話をしないといけなくなることもあります。

 ほんとに嫌な人にも出会うこともあるのだろうと思います。私自身そういったこともありました。でも逃げると言う行為は最終的に物事を放棄するのではなく、その問題を解決するためにあるいは、解決できないにしても最小限の損傷で済ませるため行為なのだろうと思います。

 そういった意味では、やっぱり逃げてはいけません。最後にどうにかしたいしたいと言う思いを持って逃げる。そのことが大事なのだろうと思います。

 それは「逃げる」ということではありません。「逃げる」について書いてきましたが、結局、「逃げるな」ということを言いたいがために書いてきたような気がします。

 役所の中で仕事をしていると、自分の保身だけを考えて、問題から逃げていく、そしてそのことを正当化するために周囲の人たちに話をして問題に立ち向かう人がなんだか変なんだと言うふうに話を持っていく。

 そんなシーンを見ることがあります。8対2の法則ではありませんがそういった人の方が多いのが現実ではないでしょうか。

 少ない方の勇気ある後輩のためにこの文章は考えてみました。

 傷つくかもしれません。でも逃げないことの方が大事だと思います。

 後輩の皆さんがんばりましょう。

I wrote about “escape”. However, there were three secret points that I couldn’t escape. There are difficulties. But isn’t it important to “escape” so that you don’t escape? If you keep an eye on the problem and take a caring escape, you will not escape as a result.

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