これからの地域づくりに必要な3つの要素。議員さん必見。

生活

 コロナ禍の現在、これから地域にとって必要になる3つの要素を考えてみました。議員さん必見なんて生意気ですね、ご勘弁下さい。

 行政経験の長い私が見て、これから必要になるだろうなぁと思うのは次の3つの要素です。

  1. 安心安全
  2. 活性化

1つずつ解説してみましょう。

 なぜ「活性化」や「安心安全」より先に「縁」を持ってきたのか?それはコロナの世界を経験した私たちにとって、コミニケーション、連携、そういったことの基礎をなす部分として重要だと考えたからです。

 コロナの影響で、私たちは人と人とのつながりが寸断されることが多くなりました。ZOOMなど新しい技術もできて、いろんなコミニケーションの手段が使われるようになったわけですが、それでもやはり直接人とのつながりがないと人は満足できないように感じます。

 コミュニケーションや連携という伝達手段の話というよりも、もっと根源的なものを感じながら、人と相対することができる。その根元にあるものは、やはり「縁」で、そのことがとても重要なことのように思われました。

 どうやったら、その効能を得ることができるかは、簡単には説明できませんが、閉じこもった空間にばかりいる今の状況を少なくとも改善する必要を感じました。

 なので、「縁」は大事だと思います。その効能を生かしていく方法は、また、別で書いてみたいと思います。

安心安全

 2番目に思ったのが「安心安全」です。これは自分のこれまでの経験が影響しているのかもしれません。やはり地域で住み続ける大切な事のひとつが安心安全です。

 それは防災かもしれませんし、防犯かもしれません。交通安全かもしれません。そういったものを全て包含した「安心安全」これはやはり重要な要素だと思います。

 南海トラフ巨大地震についての注意喚起も多くされています。最近は巨大台風の恐怖も考えないといけないでしょう。行政だけでは、とても対処できるとは思えません。地域づくりにとって、それらに対処する「安心安全」の考え方は重要です。

活性化

 3番目に思ったのが活性化です。たくさんの仲間が地域にいて、たくさんの先輩やたくさんの後輩達といろいろな活動をする事はとても重要です。そして、とても楽しいことだと思います。

 私も、この地域に住み続けていて良かったなぁと思う瞬間がたくさんありました。でも、なんだか3番目なんですよね、とてもとても大事な要素だと思いますが、なんだか、それだけではちょっと違うような気もしています。

 過疎地域振興対策特別措置法という法律が過去にありました。その法律は、時限立法だったので改正していくたびに法律の名前が変わっていき、過疎地域活性化特別措置法と呼ばれる期間がありました。で、なんだかこの頃から、活性化という言葉の意味が、薄くなっていったような気がしています。

 過疎法には感謝しているんですよ。でもなんだかちょっと違う気がします。

まとめ

 これからの地域づくりに必要な3つの要素を考えてみました。それは、「縁」「安心安全」「活性化」です。

 「安心安全」と「活性化」は何となくそうかなぁと思われるのかもしれません。しかし「縁」は「なんじゃそりゃ?」と言う感じなのかもしれませんね。

 しかし、この3つの要素の中で一番考えたかったのが、「縁」です。コロナ禍の今の時代だからこを感じてきた要素のような気がします。連携とか、ICTとかで使われるコミュニケーションなどのもっと、深いところにある大事な要素。それが「縁」ではないでしょうか。

 その生かし方、使い方、触れ方は、もっとブログを書きながら考えてみたいと思います。仏教の「縁起」にもつながるような気がしていますが、その考察についても、また、別に考えてみたいと思います。

 少し分かりにくいかもしれませんがそんなことを考えました。

 「縁」、大切にしたいと思います。


I thought about the elements necessary for community development. As a result, it was a relationship, safety and security, and activation. Why do you think so? It may be because of the Corona era. In particular, the idea of ​​”marriage” may be difficult to understand. However, I feel that it goes beyond “safety and security” and “activation”.

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