こんな職員になってはいけない5選。習慣が大切です。

生活

 私の退職前の仕事の一つは人事でした。それまで、企画系の職場が多いこともあり、あまり人事には興味がありませんでした。

 しかしながら、興味がなくても、その職場で全力を尽くしたいと思っていましたので、全力で勉強しましたし、課題にぶつかっていきました。

 人事異動や人事評価も仕事の範疇でしたので、職員の資質をみる機会も多かったと思います。そんな私が感じた、「こんな職員になってほしくないな。」という点を挙げてみたいと思います。

 それは、次の5つです。

  • 時間にルーズな人
  • 約束を守らない人
  • 仕事から逃げる人
  • 人の批判ばかりする人
  • 責任感のない人

 この他にもありそうな気がしますが、すぐに思いついたのが次の5つですので書いてみたいと思います。

こんな職員になってはいけない5選

 5つ挙げてみましたが、ランク順ではありませんので、念の為。強いて言えば、私が思いついた順番です。

時間にルーズな人

 いますよね。時間にルーズな人。出勤時の遅刻は問題外です。そんなの当たり前で、問題にするまでもありません。

 ここで取り上げたいのは、いつも会議時間のギリギリで入ってくる人。時間に間に合っているからいいだろうと考えがちですが、それは違います。

 特に職員以外の人がメンバーに入っている会議に参加するときなど5分前には着席しておくべきだと思います。庁外の人は、自分の仕事を犠牲にして出席している場合だってあります。そんな方々に失礼だと思います。

 そして、休み時間に仕事の話をする人も私は時間にルーズだと思います。私が若い頃に、仕事中はずっと机に向かって話しかけもしないのに、昼食時間になったとたんに「ねぇ、あの件どう思う。」などと話しかけてくる先輩がいました。

 私は、その話に巻き込まれるのが嫌で、昼食を別のところで食べることにしたくらいです。公私の区別も付けずに相手の時間を奪ってはいけないと思います。

 仕事の話は、仕事中にしましょう。

約束を守らない人

 次が、約束を守らない人です。これは、時間にルーズな人に似たようなところがありますよね。約束を守らない人も信用されません。気をつけましょう。

 約束を守らないということは、決まりを守らないということです。年間に1回は、開催することになっている会議は、ちゃんと開催しなければなりません。

 たとえ、それが開催しなくてもあまり影響のないような会議の場合でも、やはりそうです。自分の判断だけで、開催しないということはあり得ません。

 しっかり決まりは守りましょう。こんな人は本当に信用を落としてしまいます。あまり影響がなかったとしても上司や同僚はしっかり見ていますよ。

仕事から逃げる人

 仕事から逃げる人もたまに見かけます。年度始めの職員の職務分担の時に、「私はできません」を連発して、難しい仕事から逃げてばかりいる人。

 もし、そんな人が係長など役職の人だったら、部下の職員はたまったものではありません。特に係長は、役職とはいっても、現場の最先端で指揮を取る人です。そんな人に現場の最先端の指揮など取れるはずもありません。当然、部下の士気もダダ下がりです。

 そして、そんな人に限って、住民のクレームなど難しい問題が発生すると担当者任せにしたり、上司に丸投げしたりします。

 逃げる人にかぎって、問題は発生しがちです。それは、トラブルの小さな芽から常に逃げ出すために、結局、問題を大きくしてしまうからです。逃げずに向き合う人は、問題が小さなうちに芽をつんでしまいます。

 ”信用を落として、トラブルだらけ。信用されて問題は少ない。”どちらがいいかは一目瞭然ですよね。仕事から逃げずに向き合いましょう。

人の批判ばかりする人

 こんな人も時々見かけます。何をするにしても人の批判ばかりする人、噂話ばかりする人。先に書いた”逃げる人”にも見かける傾向ですが、仕事から逃げる人が自分の立場を守ために人の批判に走ったりします。

 自分の立場を守ために、他の人のことを持ち出す。よく見かける光景です。そして、また、そんな人に限って、周囲の人がそのことを見抜いていることに気づきません。

 ほとんどの場合、周りの人はそのことに気づいています。自分の立場を悪くするばかりです。そんな無意味なことはやめましょう。

責任感のない人

 全部の取りまとめのような項目ですね。責任感がないから、時間にルーズだし、約束を守らないし、仕事から逃げるし、人の批判ばかりするのかもしれません。

 自分の仕事に”誇りと責任感を”持って取り組んでいれば上記のようなことは起こらないのだろうと思います。

 では、責任感のある人になるにはどうすればいいのか?それは、役職がそうさせてくれることもありますが、ほとんどの場合、日々の小さな習慣の積み重ねです。

 小さな決まり事をしっかりやっていく習慣を作ることから始めましょう。自分で日誌をつけてみる。作業スケジュールを作ってみるなど、小さな習慣から初めてはいかがでしょうか。

まとめ

 こんな職員になってはいけない5選を考えてみました。思いついたままに書いたので順不同です。たまたま責任感は最後になってしまいました。

 このほかにも色々あるとは思います。それは、また、それぞれ皆さんで考えていただければと思います。人によって感じ方は違うでしょうから。

 「責任感」のところで書きましたが、やはり、その人の「人となり」を作るのは毎日の習慣だと思います。

 小さなことからコツコツ積み上げていくしかないのでしょうね。私自身も我が身を振り返って、しっかり生活していきたいと思います。

それでは、頑張りましょう。

I wrote 5 selections that should not be such staff. To be trusted by people, it is the accumulation of daily habits. I don’t think you can make credit right away. Observe time and rules, and face challenges firmly. Come to think of it, it was taught during the compulsory education era.

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