人事異動後仕事に馴染めない時の対処法

生活

 5月の連休も過ぎました。世間は新型コロナウイルス感染症の拡大で大変なことになっています。どこの組織も戦々恐々としていることでしょう。

困る季節

 そんな中、やはり、組織にはいると思います。4月で人事異動があって、新しいセクションに配属されたけど、いまだにやっぱり仕事がしっくり来ない人。一生懸命やっているつもりなのだけどどこか浮いている感じがする人。

 そんな人のために、私がそんな状態だった時にやってきた対処法を紹介してみたいと思います。仕事のやり方は人それぞれですが、少しでも参考になればいいなと思います。

 色々やり方はあると思いますが、私が自分でよくやっていたなと思うのは次の三点です。

  • 関連資料や前年の文書を徹底読破
  • 同じ部署の人の作業を手伝う
  • 一番難しそうな仕事からやってみる

 それでは、それぞれについて説明してみたいと思います。

関連資料や前年の文書を徹底読破

 ”それって当たり前じゃん。”って言われそうですが、本当に最初はこれです。しかも徹底的に読み込むこと。本当に徹底的に読み込みます。仕事時間中だけでなく、納得できなかったら、定時終了後も徹底的に読み込むべきだと思います。

 少し読んで、読んだ気になる人が多いと私は感じていますので、ほとんどの人は関連文書の読み込みが足りません。仕事になるように身につけるには、本当に徹底的に読み込む必要があります。

 私が経験した中では、選挙の仕事をしていた時に、徹底的に資料を読み込む職員と一緒に仕事をしたことがあります。

 初めての仕事をする時には、大体の人がガイドブックやまとめてある参考資料からよみます。もちろんその方が要領よく頭に入りますので、否定はしません。一生懸命に読み込むべきだと思います。

 しかし、先の職員は、その関連資料は当然のごとく読むのですが、なんと彼は、公職選挙法全体を読み込んでいました。定時後になることも多かったですし、最近では残業をしないように帰されますので、それがいいとは言えない時代になっています。

 しかし、その彼の仕事ぶりは、普段のそういった努力があったからだと思いますが、完璧でした。条例などを作ったり、審査したりすることも業務の一つでしたが、その方面でも失敗など見たことがありませんでした。

 資料を読むことは基本です。そして、本当に読み込む必要があります。大体の人は不足していて、それなのに「仕事がわからない」などと言っているケースが多いと感じます。読み込みましょう。

同じ部署の人の仕事を手伝う

 関係資料や昨年の文書などを読んでも、ルーティンではない仕事が多い部署では、資料がない場合もあります。

 それでも、今は、グーグル先生があるのでどうにでもなるのですが、本当に経験を積まないと難しい仕事の場合には、やはり周囲の先輩から学ぶしかありません。

 そんな時には、まず、自分の周いの人の仕事を手伝いましょう。簡単な雑用からさせてもらって、仕事のやり方を教えてもらうしかありません。

 できるだけ、朝早く来て、人の仕事の手伝いをする。時代おくれだと言われてしまいそうですが、いつの時代も一緒です。一生懸命取り組もうという人には先輩は声をかけてくれるものです。

 自分から率先して、人の仕事を手伝いましょう。

一番難しそうな仕事からやってみる

 先程の人の仕事を手伝うと似たような面もありますが、私が、よくやっていた手がこれです。「一番難しそうな仕事からやってみる。」

 大体において、初めての部署に配属されたりすると一番やりやすい仕事から取り掛かりたくなるものです。一番自分にダメージが少なそうもものから取り掛かって、難しそうな仕事は後回しにする。

 一見、正解のような気がしますが、それより、一番難しそうな仕事から取り掛かる方が、仕事のスキルも上がりますし、成長も早いように思います。

 それに、難しい仕事は、やはり難しいわけで、最初からそんなに簡単には進みません。当然、周いも気になりますし、先輩もきがけてくれるケースが多いように思います。

 そうなると先輩から声をかけてくれたり、助けてくれたりする場合が多いです。よって、一番難しそうな仕事から取り掛かるのがいいと思います。

 もし、うまくいったら後が楽ですしね。

まとめ

 新しいセクションに所属することになって、うまく仕事が進められない時に私がやっていた対処法を書いてみました。

 3つのポイントで書きましたが、本当はまだこの他にもありそうですよね。いろんなやり方があると思いますので頑張って欲しいと思います。

 色々書きましたが結局、仕事から逃げないということです。どうにかしようと、もがいていれば自ずと道は開けるというのが正解なのかもしれません。

一番いけないのは、すぐに逃げたり文句ばっかり言っている人、人のせいや環境のせいにする人。言い訳ばかりいう人です。

 どんな難しそうな問題であっても、時は過ぎていきます。人に差がつくのは、その難しい時間を逃げたか、逃げなかったかだと思います。

 どちらにしろ時間が経過して、結果が残るのであれば、逃げない方が断然お得だと思いませんか。人生の時間は有限です。

 頑張りましょう。

I wrote three ways I came when I wasn’t familiar with my work and when it didn’t work. After all, don’t run away. Yes, there are many ways to do it, but in the end, as long as you don’t run away from the task and struggle, time will often be resolved. Let’s do our best without running away.

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