地方公務員にとって必要な能力、あるいは力とはなんなのでしょう少し考えてみたいと思います。地方公務員にとって仕事上必要な能力と言うのは大体次の4つじゃないでしょうか。
- 法律を読み解く力あるいは法律を作る能力
- 考え方を実践に落とし込んでいく能力あるいは企画力
- 議会に対する対応力や調整力
- 問題が発生したときの対応力あるいは突破力
法律を読み解く力あるいは法律を作る能力
一般行政職の職員にとって法律を読み解く能力はやはり大切です。法令、政令、省令の構成を理解しないと法律を理解することができませんし、国の政策の方向を考えることもできません。
そして、それらの法令法律を理解して初めてわが街に適した条例を作ることができます。法令を読み解く力はやはり大切な能力だといえます。
考え方を実践に落とし込んでいく能力あるいは企画力
選挙で選ばれた市町村長が解決したいと考えた課題を、事業に落とし込んでいく企画力や構成力も職員の大切な能力だと思います。
やりたいことを言うだけであれば誰でもできますが、職員にはそれを事業に落とし込んで具現化していく能力が求められます。それが仕事ですから当然と言えば当然の事でもあります。
でも、現実にはそこから逃げて楽をしようとする職員も多いですけどね。そんな人には、基礎基本をもう一回考えていただきたいものです。仕事をやるわけですから、それで給料をもらっているわけですからね。
議会に対する適応力や調整力
事業を具現化するためには人、モノ、お金、情報が必要となってきます。そのためには、予算を作って議会に通さなければならなくなります。すると当然議会に対する対応力、調整力が必要となってきます。
一般職員のときにはあまり感じませんが係長、課長補佐、課長になるに従ってどんどんその比重が重たくなってきます。
問題が発生したときの対応力あるいは突破力
問題が発生したときの対応力あるいは突破力も必要な能力だと思います。市民を相手にする公務員の仕事にはトラブルはつきものです。いろんなタイプの市民がいるし理不尽な要求も普通にあります。
その時に必要になるのはがやはりその場面に合った対応力あるいは突破力です。簡単に身に付くものではありませんが常日頃意識して努力をすることでその力がつくようになります。
こつは逃げないことです。ん?。コツじゃないですね。そう努力です。
まとめ
地方公務員にとって必要な能力について考えてみました。必要な能力なんて書くと大袈裟かもしれませんね。結局、日々の積み重ねとその人が持つ意識、仕事への向き合い方、姿勢の問題なのかもしれません。
能力と言うより姿勢なのかもですね。能力なんて後からついてくるものなのかもしれません。日々の努力の上に積み上がっていくもの、そういうことなのでしょう。
I thought about the abilities required for local government employees. But in the end, it may be more about work than ability. It may be important to have an attitude toward work. I feel that abilities will come later. With that in mind, every job may be the same.